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海の底。 [本]

さっきので終わると思いきや、今日はもうひとつ、小説の感想を。
有川浩さんの「海の底」、読みました。
これで自衛隊三部作は制覇しましたよ!クジラの彼を読んだら完璧!

で、感想なんですが、最初からクライマックスでした。
いきなりでっかい甲殻類が港を襲って逃げ惑う人々。
そのなかで小学生から高校生までのこどもたちを救う為に潜水艦に籠城する会場自衛官・夏木と冬原。
一方、大型甲殻類から街を守る為に身を削る機動隊の人々。
その機動隊を指揮する警察官たち。
いろいろな角度から物語が進んでいくながれは読んでて面白かった。

特に、お気に入りなのは潜水艦に籠城した子どもと海上自衛官のやりとり。
女子高生の森生望が夏木と言葉を交わしていくにつれて、きちんと自分を主張するようになるところがたまりません。
不器用で怒声をあげるけど優しい夏木は上司にしたいかもしれない。

この望と夏木は再会するんですけど、再会して終わってしまうのでそのあとがすごく気になるんですよね。
でも運がいいことに、「クジラの彼」にその番外編が載ってるというじゃないですか!
確か「クジラの彼」は持っていたはずなので探さねば!


今日はもう一枚、「猫の額」
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